発芽コーヒーと立ち食いすしの一日
我が家では、料理は私の担当です。
正確に言うと、夫は料理が「できない」というより「まったくしない」タイプ。
でも実は、それが私にとっては意外とありがたかったりします。
私は料理が好きですし、キッチンで横に立たれると少し落ち着かないので、むしろ一人で自由に動ける方が気楽なんです。
そんな夫ですが、ひとつだけ毎日のルーティンがあります。
それは、朝のコーヒーを淹れてくれること。
我が家の愛用マシンはパナソニックの全自動ミル付きコーヒーメーカーで、なんともう二代目。
豆から挽きたてのコーヒーを淹れてくれるので、朝はいつもいい香りに包まれます。

昨日、夫から「もうすぐ豆がなくなるよ」と言われたので、買い出しに出かけました。
そこで目に留まったのが「発芽コーヒー」という聞き慣れない名前の豆。
気になって調べてみると、コーヒー生豆を発芽させてから焙煎するという、ちょっと特別な製法らしく、イミーという会社が独自に開発し、特許まで取得しているとのこと。
珍しさに惹かれて、さっそく購入してみました。
そして今朝、夫がその発芽コーヒーを初めて淹れてくれました。
カップに注いだ瞬間、ふわっと広がるやさしい香ばしさ。
普通のコーヒーよりも香りが柔らかく、ひと口飲んで驚いたのは、そのまろやかな口当たり。
苦味はほとんど感じられず、ほんのりと自然な甘みがあります。
酸味も控えめで、後味はすっきりと軽やか。
いつもの朝はブラックコーヒーが少し重たく感じることがあるのですが、この発芽コーヒーは体にすっとなじむ優しい味わいで、まさに朝の一杯にぴったりだと感じました。
カフェインも控えめらしいので、夜のリラックスタイムにも良さそうです。
買い出しの後は、お昼も外で食べることにしました。
久しぶりに立ち食いすしへ。
注文したのは、
・貝三種(石垣貝・帆立・赤貝)
・白身三種(太刀魚炙り・真鯛・かんぱち)
・マグロすき身

どれも新鮮で、身がぷりっとしていて、本当に美味しかった〜。
特に太刀魚の炙りは香ばしさが最高で、思わずおかわりしたくなりました。
発芽コーヒーの新しい味わいと、美味しいお寿司。
小さな幸せをたくさん感じられた一日でした。